2006年11月29日

QFlashPlayer

ザウルスで Flash (swf) を再生するためのソフトです。音は出ません。実用的ではないですが、ちょっと楽しそうだったので…。以下のアーカイブをダウンロードします(パッケージはありません)。

アーカイブを解凍して得られる qflashplayer を /var/mnt/card/QtPalmtop/bin/ にコピーしてから、root になってから以下を実行します。

# cd /home/QtPalmtop/bin
# ln -s /var/mnt/card/QtPalmtop/bin/qflashplayer qflashplayer
# chmod 777 qflashplayer

早速、某マイヤヒの Flash を再生してみました。ターミナルで swf を引数に指定して実行します。

$ qflashplayer ./foo.swf

遅いし音も無いとはいえ、ザウルスで Flash が動くのを見るとちょっと感動ですね。

ラベル:Flash Qtopia
posted by ハコ at 15:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

convert (ImageMagick)

このブログ用に画面キャプチャした画像を変換するために、convert をインストールします。convert は ImageMagick に含まれるコマンドです。僕の使い方では、convert ぐらいしか使いませんので、convert のみインストールすることにしました。以下のパッケージを順にインストールします。

  1. 本体 : libgcc_3.4.4-1_arm.ipk (@"prudentialscatterbrain")
  2. 本体 : zlib_1.2.3-1_arm.ipk (@"prudentialscatterbrain")
  3. 本体 : convert_5.5.6_arm.ipk (@"Linux Zaurus 用のソフトウェア達")
convert コマンドを使って、キャプチャした画像を縮小・回転します。
$ convert -geometry "50%" -rotate -90 scrn001.bmp scrn001.png

"convert: Unable to open file (/usr/local/lib/ImageMagick-5.5.6-Q16/magic.mgk) [No such file or directory]." という警告?が出ますが、「設定ファイルが無いよ」 というエラーのようで、実害は無さそうです。無事に画像が変換できました。ついでに以下のようなシェル・スクリプトを作って、/mnt/card/Screen_Files/ 以下の bmp を一括して png に変換するようにしました。

#!/bin/bash
pushd /mnt/card/Screen_Files/ >/dev/null
do in *.bmp
    convert -geometory "50%" -rotate -90 "$i" "{i%%.bmp}.png" >/dev/null 2>&1
done
popd >/dev/null
posted by ハコ at 14:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

画面のキャプチャ

画面のキャプチャは [Fn] + [Shift] + [C] で取れます。

保存先は、SD カードでは /mnt/card/Screen_Files/ に "scrn9999.bmp" (9999 は数字 4桁の通し番号) という名前で保存されます。

posted by ハコ at 13:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 小ネタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

予定表++ for SL-Cxxx

yoteihyou.png

標準の 「カレンダー」 は、良くも悪くも 「標準品」 という感じで、僕にとってはイマイチ使いづらい。ということで、置き換えとして 「予定表++ for SL-Cxxx」 をインストールします。以下のパッケージをインストールします。

「予定表++」 が 「カレンダー」 と比較して良い点は、キーで殆ど操作可能なことと、一覧性の高さですね。あと、[Menu] でキー操作を素早く確認できるのも良い感じです。早速、シェアウェア登録しないと…。

ラベル:Qtopia PIM
posted by ハコ at 12:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月28日

KeyHelper Applet

SL-C860 には、Ctrl キーが無いため、Emacs を使うこともままなりません。おまけに僕は 「キーボードで何でもやりたい派」 ですので、Ctrl キーが無いというのはとっても不便です。

ということで定番の KeyHelper Applet をインストールします。KeyHelper Applet は、キー・マッピングの変更や修飾キーのトグル動作指定、タスク切り替え、アプリケーション・ランチャーなどの機能を備えています。以下のパッケージをインストールします。

インストール後、以下のファイルを作成・編集することで各種設定を行ないます。

  • /home/zaurus/Settings/keyhelper.conf (アプリケーション・ランチャーなどの設定)
  • /home/zaurus/Settings/keyhelper.xml (キー・マッピングなどの設定)

KeyHelper Applet の設定は、最初は難解に感じると思います(僕にとっては今でも難解です…)。ダウンロード元に設定ファイルのサンプルがありますので、それを元にしてあれこれ設定してみるのが楽。また、以下の URL に大変詳細かつ丁寧な解説がありますので、併せて参照しました。

僕はとりあえず、

  • [Tab] に Ctrl を割り当て
  • [カナ/ひら] に Tab を割り当て
  • [Shift] をトグル動作に
  • [Shift] + [Menu] にタスク・セレクターを割り当て
  • [Fn] + [O] に "{" を割り当て
  • [Fn] + [P] に "}" を割り当て
  • キーリピートを Delay 300msec、Period 35msec に変更

という設定をしました。ランチャー機能の設定も早くしないと…。

posted by ハコ at 20:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ソフトウェア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

SD に swap と fat の 2区画を作成

メモリ不足対策として、SD カードに swap 領域を作成します。

swap を安定運用するためには、SD カードを ext2 形式でフォーマットしたほうが良いと言われています。しかし、メインで使用している Windows 機では、 ext2 形式を標準でサポートしていないため、USB アダプタなどでファイルを直接コピーする際などに不便です。ということで、SD カードに swap と fat の 2区画を作成することにしました。以下の URL を参考にしました。

上記 URL にある sduty を利用します。以下のパッケージを順にインストールします。

  1. 本体 : armutils_1_arm.ipk (@"Zaurus Archives")
  2. 本体 : opie-sh_0.5.1-20020527_arm.ipk (@"Spiralman")
  3. 本体 : sduty_0.7.0-1_arm.ipk (@"廃屋")

/etc/sdcontrol も自動的に書き換えてくれますので安心です。とりあえず 64MB を swap として確保しました。

ラベル:カスタマイズ
posted by ハコ at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | システム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

/home ファイル・システムの修復

起動時に毎回出る "Inode #???? was a directory with children - removing those too..." とかいうメッセージが鬱陶しいので、修復してみました。以下の URL を参考にしました。

手順は以下の通り。

  1. メンテナンス・カーネルを起動する。
    1. バッテリ蓋のロックをはずす。
    2. [D] キー および [B] キーを押しながら、バッテリ蓋のロックを入れる。
    3. [D] キー および [B] キーを離してから、電源を入れる。
    4. 起動したら root でログインする。
  2. 以下のコマンドを実行して、home のバックアップを取る。
    # mount -o ro /dev/mtdblock3 /home
    # cd /
    # tar cvf /mnt/card/home.tar ./home
    # umount /home
  3. 以下のコマンドを実行して、home ファイルシステムを再作成しリストアする。
    # eraseall /dev/mtd3
    # mount -t jffs2 /dev/mtdblock3 /home
    # cd /
    # tar xvpf /mnt/card/home.tar
    # umount /home
  4. 以下のコマンドを実行して再起動する。
    # shutdown -r now

再起動したら、起動時のエラーメッセージは見事に表示されなくなりました。

…と喜んだのも束の間。/home/ 以下に書き込みを行なうと、またボチボチと出始めました。実害は無いらしいのですが鬱陶しい。ということで、上記の手順をシェルスクリプトにして、SD カードに放り込みました。再度、メッセージが大量に出るようになったら、スクリプトを実行すればOKです。

ラベル:jffs
posted by ハコ at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | システム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月27日

はじめに

今更ですが、Linux Zaurus を手に入れました。PDA 市場は既に斜陽な上に、ザウルスの新機種も望めない状況ですが、個人的にはまだ必要です。

設定時の覚え書きを中心に記録していきたいと思います。

posted by ハコ at 20:38| Comment(2) | TrackBack(0) | はじめに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

使用機材の紹介

本体は、SL-C860 を使用しています。今なら SL-C3200 や SL-C1000 を購入するのが常套だとは思いますが、敢えて SL-C860 を選択しました。その理由はというと… デザインが好み! この一点に尽きます。デザインについては、個人個人の主観ですので、良し悪しではなく、単に好き嫌いの問題ですが、僕にとっては重要なのです(機能的デザインについてはまた別の話になりますが)。

周辺機器としては、有線 LAN カード (バッファロー LPC-CF-CLT)、無線 LAN カード (プラネックス GW-CF11X)、 miniSD カード 1GB (トランセンド 80X) ぐらいです。

posted by ハコ at 20:05| Comment(0) | TrackBack(0) | はじめに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

利用形態

僕がザウルスを何に利用しているかというと、ありがちですが

  1. スケジュール管理、ToDo 管理
  2. 雑多なメモ
  3. ドキュメント閲覧

…という感じです。

移動時のちょっとした空き時間でもパッと取り出して使えるので、空き時間の有効活用になります。生産的なことだけではなく、暇つぶしにも一役買ってます。

posted by ハコ at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | はじめに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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