外出先で参照するであろうデータは、なるべく PC からザウルスに入れるように習慣付けています。PIM 以外で僕がザウルスで参照するデータは、主に以下の 4種類。
- プレーン・テキスト
- ローカルに保存した WWW
- 自分で作成した PDF
- 地図や写真などの画像
プレーン・テキスト
ザウルス側に /mnt/card/Documents/memo.txt というテキスト・ファイルを作成しておき、そのショートカットを PC 側に置いておきます。必要そうな情報があったときは、PC 側で memo.txt を開いて貼り付けます。一番お手軽です。
保存しておきたい情報の場合は、後で memo.txt から EBt lite などに写します。
ローカルに保存した WWW
「あ、このページ、外出先で見るかも」 … というケースが意外と多いのですが、その場合、ファイルの管理が簡単なので MHTML 形式で保存するようにしています。
僕は PC では FireFox を常用していますので、IE Tab (日本語版) を使ってレンダリングエンジンを切り替えてから、[Ctrl] + S で保存します。
保存した mhtml 形式のファイル (*.mht) は、/mnt/card/Documents/Web_Files/ に放り込んで、NetFront で閲覧します(NetFront の 「ページメモ」 というのは、mhtml 形式です)。このためだけに NetFront を使っているといっても過言ではありません…。
(余談)
最初は mhtml 形式への保存に MAF を使っていたのですが、どうも IE とは互換性が無いような感じです。
自分で作成した PDF
印刷結果を見たい場合や、綺麗なフォントで見たい場合は、『クセロ PDF』 を使って PDF を作成しています。作成した PDF は、qpdf2 のディレクトリ・ブラウザで開くときに便利なので /mnt/card/Documents/PDF_Files/ というフォルダにまとめて放り込んでいます。
地図や写真などの画像
WWW などから保存した地図や画像は、/mnt/card/Documents/Image_Files/ に放り込んでいます。
コピー先のショートカット
PC からザウルスにコピーする作業を簡単にするために、
- /mnt/card/Documents/memot.txt
- /mnt/card/Documents/Web_Files/
- /mnt/card/Documents/PDF_Files/
- /mnt/card/Documents/Image_Files/
などへのショートカットを集めたフォルダを PC 側に作って、デスクトップに置いています。また、そのフォルダへのショートカットをスタート・メニューに登録し、ショートカット・キーとして [Ctrl] + [Alt] + F を登録しておきます。ザウルスにデータをコピーしたい場合は、[Ctrl] + [Alt] + F を押してフォルダを開き、目的のフォルダに Drag & Drop でコピー、という感じで省力化しています。
それを利用する。
なるほど、と思いました。
私は基本的な方法を使ってましたが
確かにそうですね
難しい事については色々な所で取り上げられますが、誰も困らない様な事で
こうすれば便利系は、ほぼネットに書いてないが、確かに現実使用するには
大切な要素で参考になりました。(~_~)
こういう 「ちょっとしたこと」 が紹介されているウェブはなかなか無いですし、あったとしても、個人個人の使い方に依存していたりして、なかなか参考になるものはありません。
だから yamada さんに「参考になりました」と言われて余計に嬉しかったりします。
今後とも宜しくお願いします。
フランス在住のザウルス初心者です。
私にとっては『ちょっとしたこと』ではなく、大変助かりました。新しいソフトや改造も興味がありますが、それらの勉強に追われて、実際的な利用方法がよくわからない、そして時間もないといった現状を救ってくれた情報でした。ありがとうございました。
コメントのチェックを怠ったため、お返事が大変大変遅くなって申し訳ありません。
フランス在住のザウルスユーザーとは、珍しいですね。
拙記事がお役に立てたようで、大変嬉しく思います。こういったノウハウは本当に個々人の環境や使途、用途に依存するので、なかなか参考になりづらいと思います。僕自身の使い方を書くことで、少しでも他の方々の使い方の幅が広がり、またそれがウェブ上などにフィードバックされるようになれば良いなー、との思いで書いております。
今後とも宜しくお願いします。